子供の膝痛
2014-11-06
オスグッドシュラッター病(子供の膝の痛み)
宮城県・仙台市・仙台駅東口・元楽天イーグルストレーナーの整体院 マッスルケア仙台
オスグッドシュラッター病
オスグッドシュラッター病は、思春期のスポーツをしている男児に多い、膝下に痛みがでる症状です。成長痛、スポーツ障害と呼ばれることもあります。
成長期の子どもの脛骨粗面(膝下)は、軟骨部分が多く弱いため、運動などにより、繰り返し脛骨粗面に負担がかかると、その部分に炎症が起こります。骨や軟骨の一部が浮いたり、はがれてしまうこともあります。膝下が大きく腫れていたり、痛みがひどく歩行が苦痛な時は、軟骨が剥離していることがあります。
原因としては、
・運動後、疲労が回復する前に、さらに負担をかけてしまっている。
・運動前後のストレッチ不足。
・身体が硬い。
・片方の足に負担がかかっている。
・同じ動きを繰り返し行っている。
中でも、筋肉の使いすぎが一番の原因とされています。成長過程の身体はとてもデリケートです。
同じ動作を繰り返し行って、骨・腱・筋肉などに疲労がたまると、オスグッド病などのスポーツ障害が起こります。
走る、跳ぶ、蹴るなどの動きをする時は、太ももの筋肉(大腿四頭筋)が収縮します。
この筋肉は、お皿(膝蓋骨)を介して、脛骨粗面に付着しているため、繰り返しの動作により、付着部分が引っ張られると、炎症が起こります。
症状がひどくなると、脛骨粗面の軟骨に隆起などが起こりオスグッド病となります。
膝の痛みは、膝だけが原因ではなく、身体全体のバランスの乱れにより、膝に不自然な負担がかかるために起こります。
身体を左右対称に使えるのが理想的なのですが、生活習慣や癖、スポーツの特性などから、左右均等に使うのはとても難しいことです。
自然と身体の重心が崩れ、それに伴い、身体も左右対称でなくなり、骨格が歪んでしまうのです。
結果的に、偏ったからだの使い方をしてしまうことになります。
オスグッド病の子どもは、両方の足が同時に痛くなるのではなく、片方の足が痛くなって、それをかばっていたら、今度は逆の足が痛くなった、というパターンがほとんどです。
症状が軽いうちは、運動を制限すれば良くなりますが、我慢して運動を続けていると、歩くのもつらく、ちょっと膝を曲げ伸ばしするだけで激痛が走るようになってしまい、そうなると、運動をしばらく休止しなくてはならなくなります。
対処法としては、運動前後の十分なストレッチ運動と、患部のアイシングです。そして、身体を休めることがとても大切です。
マッスルケア仙台では、手技療法だけでなく、セルフケアの方法から、身体のメンテナンスの方法を指導させていただき、スポーツへの早期復帰、再発予防を実現します。
膝の痛みでお困りであれば宮城県・仙台市・仙台駅東口の元プロ野球トレーナーの整体院マッスルケア仙台までご相談ください。
マッスルケア仙台 022−794−8677