仙台 肩鎖関節脱臼
2015-09-05
肩鎖関節脱臼(けんさかんせつだっきゅう)
とは、ラグビーや柔道など相手選手との接触が多いスポーツに多く見られる外傷です。
場合によっては、手術となり、スポーツ選手としての復帰が厳しくなることもあるので、症状や対処、予防法を理解するようにしましょう。
【肩鎖関節脱臼(けんさかんさつだっきゅう)について】
肩鎖関節脱臼とは、肩関節の一部を構成する肩鎖関節が本来の位置から逸脱することをいいます。
腕と肩をつなぐ部分に肩鎖関節があります。
この関節は、肩鎖靭帯で繋がれており、その中に関節円板があり、腕を上げる際に重要な役目を果たします。
肩甲骨と鎖骨で構成されている肩鎖関節は、衝撃により脱臼すると、鎖骨が上へ移動し、肩の内側にある肩甲骨(烏口鎖骨靭帯)に影響を及ぼします。
脱臼が起こると、肩甲骨と鎖骨のバランスが崩れ、見た目にも、骨の一部の隆起が確認できます。
肩鎖関節脱臼の症状は3つのタイプに分かれています。
タイプ1は、脱臼による鎖骨の上の移動はないものの、圧迫痛があるため、三角筋等の固定で痛みを取り除くことが出来ます。
タイプ2は、肩鎖靭帯が切れてしまい、亜脱臼が生じる場合で、それと同時に烏口鎖骨靭帯の一部断裂が生じることもあります。
ただし、タイプ1と同様に三角筋の固定で改善できます。
タイプ3は、肩鎖関節脱臼が完全に脱臼しかつ、烏口鎖骨靭帯が完全に断裂した状態です。
このタイプは、場合によっては、手術が必要となりますが、プロとしての復帰が難しい場合もあるなど、施術には慎重をようします。
ちなみに肩鎖関節脱臼は、ラグビーや柔道以外でも、自転車での転倒による肩の強打などが原因になるケースも近年増加していますので、日ごろから自転車を利用される方も十分に注意をしましょう。
【検査で発見できない場合もある?】
肩鎖関節脱臼は、症状によっては、レントゲンの検査で原因がまったく発見できないこともあります。
軽度のズレや靭帯の損傷、靭帯が伸びているなどの場合は、自覚症状があっても、異常なしと診断されることもあります。
病院の検査で異常がないのだからといって、これまでどおり、運動を続ける方がいますが、これは良くありません。
「異常がない」と診断されても、自覚症状があるうちは、確実に体の中で何かしらの炎症がある証拠です。
またレントゲン等で見つけられない軽度の炎症、損傷、ズレでも、自己修復が完了するまで最低3ヶ月は必要です。
にも関わらず、激しい運動をし、安静にしなければ、治るものも治りません。
自覚症状が長引きどころか、症状が悪化し、レベル3の肩鎖関節の完全脱臼、靭帯の完全断裂を引き起こし手術を余儀なくされることも少なくありません。
そのような事態を避けるためにも、病院の検査に納得されない場合は、お近くの整体、接骨院で再度相談してみるといいでしょう。
スポーツ障害系の施術専門の整体、接骨院では、これまでに数多くの症例に対応した高い実績があります。
特別な道具は使用しませんが、体に直接触れることで、どの部分に異常が発生しているか経験で見つけることが出来ます。
また症状やスポーツ、体質などにあわせた施術でアプローチできるので、最低3ヶ月の修復となるところを、1週間、2週間程度で、改善できることも珍しくありません。
さらに、整体や接骨は、病院と違い、薬等の使用は一切ありませんし、出来る限り自己治癒による修復を目指すため、自然な状態で元通りの体を取り戻すことが出来ます。
以前のような体に自然な形で戻りたい、手術を回避し、改善を目指したい方などに最適です。
仙台で肩鎖関節脱臼なら、「マッスルケア仙台」にお任せください。